大谷らキャンプインへ 3月WBCへ仕上がり順調
米大リーグは15日(日本時間15日深夜~16日未明)にアリゾナ、フロリダ両州で投手と捕手がキャンプインを迎え、エンゼルスの大谷翔平投手(28)らが始動する。大谷は13日、アリゾナ州テンピの球団施設で行ったフリー打撃で柵越えを連発するなど、日本代表で臨む3月のWBCへ順調に仕上がっている様子を披露した。
大谷は1月中旬に渡米し、キャンプ地で調整を進めてきた。この日は約50メートルのキャッチボールをこなし、打撃練習ではバットを寝かせた飛距離が出にくいフォームでも大きな当たりを放ち、計26スイングで汗を流した。走塁練習にも意欲的に取り組み、測定器でタイムを計測する場面も見られた。
15日は大谷の他にメッツの千賀とアスレチックスの藤浪が初日を迎える。ツインズの前田とブルージェイズの菊池は16日に始動する。野手はWBCに出場するカブスの鈴木とレッドソックスの吉田が20日から全体練習に臨む。ダルビッシュはパドレスのキャンプに行かず、17日から宮崎で行われるWBCの日本代表強化合宿に参加する。