大谷翔平、2年連続開幕投手指名 指揮官が“計画”明かす OP戦初登板は2日→降板後に帰国
「エンゼルス春季キャンプ」(15日、テンピ)
大谷翔平投手が所属するエンゼルスのフィル・ネビン監督が15日(日本時間16日)、同投手が3月1日(同3月2日)のブルワーズとのオープン戦に初登板し、降板後に日本に帰国する予定を発表。さらに3月30日(同4月1日)のアスレチックスとのシーズン開幕戦に先発する計画があることを明かした。
アリゾナ州フェニックス市内のホテルで行われたメディア・デー。大谷の2年連続開幕投手の可能性について問われたネビン監督は「そうだね」と肯定し、「計画では」と前置きしながら「開幕戦に投げてもらうために彼が(オープン戦で)いつ投げるかをざっくりと組み立てている」と話した。
さらに指揮官は、3月に開催されるWBCに初出場する大谷の帰国前の予定についても言及。25日(同26日)に自軍打者相手のライブBP(実戦形式の打撃練習)で投げた後、26日(同27日)のホワイトソックス戦には指名打者としてオープン戦初出場。27日(同28日)のジャイアンツとの一戦に打者で出場する予定。28日(同3月1日)のアスレチックス戦は休養を予定しているが、本人が希望すれば、打席機会を与える考えがあることを明かした。
オープン戦初登板は3月1日(同3月2日)のブルワーズ戦。降板後にWBC日本代表に合流するため、キャンプ地を離れて帰国するという。
ネビン監督に同席したミナシアンGMは大谷がWBCでも二刀流で出場すると明言。「彼がここでやっているように打って投げることを期待している」と話せば、指揮官は先発で登板することを要望したことを明かした。