マエケン 再起へ第一歩 キャンプ初日からブルペン36球 最速143キロ
「ツインズ春季キャンプ」(16日、フォートマイヤーズ)
ツインズの前田健太投手(34)がフロリダ州フォートマイヤーズで再起への一歩を踏み出した。昨季は右肘手術で棒に振った右腕はキャンプ初日からブルペンに入り、最速143キロの直球や変化球、セットポジションからの投球も試した。テンポ良く、36球を投げ「感覚はすごく良かった。スピードも出ていたし、変化球の曲がりも良かった」と手応えを強調した。
約1年半ぶりの実戦復帰を前に「(右肘の)痛みも、かばうこともないので気持ちよく投げられている」と万全の回復をアピール。「たくさん投げて試合感覚を取り戻し、前よりいい姿で戻りたい」と完全復活を誓った。