勉強熱心な藤浪 英語力も成長「落ち着いて違う単語で代用すれば拾ってくれる」キャンプ1週間 元広島助っ人とも会話
アスレチックスの藤浪晋太郎投手(28)が21日(日本時間22日)、メジャー1年目のキャンプインから1週間を迎えた。前日から野手組が加わり、投内連係など練習内容も複雑になってきたが、「なんとなく流れはつかめてきました。わりと普通にやれてるかなと思います」と胸を張った。
1月の入団会見で絶賛された英語力は着実に伸びている様子。練習の合間に通訳の助けなしに他の投手たちと球種の握りを教え合うことも日常茶飯事となった。この日はクラブハウスで21年に広島でプレーし、今キャンプでは招待選手として開幕ベンチ入りを目指すケビン・クロン内野手と言葉を交わした。
藤浪は自身の英語力の現状を「聞き取りはできる。聞き取りさえできれば、向こうも話そうとしてくれます。返すのは落ち着いて考えて、違う単語で代用すれば、向こうも拾ってくれるので、なんとか頑張ってるという段階です」。依然としてボキャブラリーの少なさを実感しているようで「もうちょっとしゃべれたらね、考えずにしゃべれたら楽しいでしょうね」と話した。