藤浪晋太郎「楽しめれば」3・1米実戦初登板で大谷翔平と夢対決正式決定 「静かにやりたいけど」と本音も
アスレチックスの藤浪晋太郎投手(28)の米実戦初登板がアリゾナ州メサで2月28日(日本時間3月1日)に行われるエンゼルスとのオープン戦に決まった。23日(同24日)にアスレチックスのコッツェー監督が発表した。当日はエンゼルスの大谷翔平投手(28)も今季初登板を予定しており、米国では初、14年7月19日のオールスター戦以来、9年ぶりとなる投げ合いが実現する。
指揮官やエマーソン投手コーチによると、藤浪の米実戦デビューは2イニング、35~40球を予定。いきなり大谷との投げ合うことになった藤浪は「オープン戦ですからね。勝ち負けは特にないですし、せっかくなので楽しめればなと思ってます」と淡々と話した。
同じ1994年生まれで高校時代からライバルとして注目されてきた2人。大リーグ公式サイトが「フジナミ、キャンプ地デビュー戦でオオタニと夢対決」の見出しで長文記事を掲載するなど、米国でも話題になっている。「静かにやりたいのはもちろんですけど、(周囲が)うるさくなるのは間違いなので、仕方ないことかなと思っています」。この日、キャンプ初の実戦形式のマウンドに立った藤浪は本音をのぞかせながら「次の実戦でも力みは出ると思うので、もうちょっと楽に投げれたらなっていうのと、若干カットボールのフィーリングが悪かったので、そのあたりを修正できればなと思います」と課題を口にした。