侍投手陣への手土産に?吉田正尚がMLB通算3000K超の殿堂入り右腕から“宝刀”授かる
米大リーグ・レッドソックスの吉田正尚外野手が26日、インスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)に新規投稿。レッドソックスのGM特別補佐を務めるペドロ・マルティネス氏から“宝刀”を授かる動画を公開した。
メジャー通算219勝、通算3159奪三振でサイ・ヤング賞も3度受賞した同氏。2015年には野球殿堂入りも果たした。イチローや松井秀喜ら日本人メジャーリーガーの前にも立ちはだかり、日本でもなじみがある大投手だ。
その代名詞ともなったのがチェンジアップ。「分かっていてもバットが出てしまう」と言われ、ストレートと同じ腕の振りながら、鋭く落ちるボールで奪三振を量産した。ストーリーズでは「ペドロさんに伝家の宝刀を伝授していただきました」とつづり、「ストレートとチェンジアップは(握りの強さなど)投げる原理は一緒。ただ投げる指が違うだけ」と実際に伝授される場面も公開した。
チェンジアップを投げる際には、薬指一本でリリースしていたというマルティネス氏。吉田正は3月に入ってから侍ジャパンに合流する見通しとなっており、投手陣への貴重な“手みやげ”となるかもしれない。