藤浪晋太郎「ぼちぼちじゃないですか」 3・1大谷翔平との対決に備えブルペンで45球 バランスを重視

 ブルペン投球後にコンディショニングをする藤浪(中央、撮影・小林信行)
 エマーソン投手コーチとの会話で笑顔を見せる藤浪(撮影・小林信行)
 エマーソン投手コーチ(右)から個別指導を受ける藤浪(撮影・小林信行)
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 アスレチックスの藤浪晋太郎投手は25日(日本時間26日)、ブルペンで45球を投げ、エンゼルスの大谷翔平投手と投げ合う28日(同3月1日)のオープン戦に向けて調整した。

 リラックスした投球フォームで1球1球、感触を確めながら直球にカーブ、スライダー、カットボール、スプリット、ツーシームの5つの変化球を織り交ぜた。ノーワインドアップで35球を投げた後は、クイックモーションで12球。「ぼちぼちじゃないですか」と振り返った。

 2日前にライブBP(実戦形式の打撃練習)に初めて登板。打者7人に30球を投げた後、「ちょっと力みもありましたし、カット(ボール)が抜けたりとかはあったんですけど、全体的にはまあまあじゃないですか」と課題を口にした藤浪。この日はキャンプ初めてインターバルなしで30球以上を投じたが、「あまり力まないようにと思っていました」と、リラックスしたフォームで投球感覚を確認した。

 チーム練習の前には日課となっているエマーソン投手コーチの個別指導を受けた。シャドーピッチングで上げた左足の着地から投げ終えるまでの一連の動作を繰り返した。「バランス重視。(踏み込む)幅とか(踏み込む)方向というよりはしっかり(バランスを)安定させろ、と」。制球を安定させるポイントを口にした。

 エマーソン投手コーチは「内、外、高、低を使って楽にストライクを取れていた。いい兆候だ」。課題の一つに挙げたカットボールについても「直球の軌道からいい動きをしていた」と評価する一方で、藤浪が捕手に英語で「vertical(縦の、垂直の)」と伝えている2種類あるカットボールの一つについては「スライダーでいいと思う。多くのことをやろうしないでシンプルに考えた方がいい」とアドバイスした。

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