大谷翔平 WBC米代表候補ウェブから痛烈中前打 3・1藤浪晋太郎との投げ合いは投手専念 指揮官「明日は打たないと思う」

 1回、中前打を放つ大谷。投手ウェブ
 1回、中前打を放つ大谷
 試合前のフィールドでフレッチャーと談笑する大谷(撮影・小林信行)
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 「オープン戦、エンゼルス6-8ジャイアンツ」(27日、テンピ)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・指名打者」で出場し、2打数1安打。初回の打席で中前打を放ち、オープン戦2戦連続安打とした。

 痛烈な打球がセンターへ抜けた。オープン戦出場2戦目。第1打席で昨季は15勝を挙げ、一時はWBCの米国代表メンバーに入っていたウェブと対戦した大谷は4球をすべて見送り、カウント3-1とした後、148キロの外角ツーシームに快音を響かせ、出塁した。前日は第1打席の初球をとらえて右中間フェンス直撃の大三塁打。2試合連続安打で再び、スタンドを盛り上げた。

 三回一死一塁の第2打席は見逃し三振。25歳の有望右腕ウィンに対し、フルカウントからの7球目、150キロの外角低め速球にバットを止めたが、球審はストライクをコールした。

 この日の大谷はあす28日のアスレチックス戦に先発するため2打席で交代した。相手先発は阪神からアスレチックスへ移籍した同級生、藤浪晋太郎投手。エンゼルスのネビン監督は「明日は投げるが、打たないと思う」と、投手に専念することを明言した。

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