メッツ・千賀 OP戦初登板「ピッチクロック」苦しみ反省「慣れていきたい」
「オープン戦、カージナルス1-7メッツ」(5日、ジュピター)
メッツの千賀滉大投手(30)がフロリダ州ジュピターでのカージナルス戦にオープン戦初登板し、今季から導入された投球間に時間制限を設ける「ピッチクロック」に苦しんだ。走者なしでは15秒以内に投げなければならず、球場内の電光掲示に「残り5秒、4秒となると焦ってしまう自分がいた。全てを急いでしまった」と反省した。
一回はフォームが乱れ2連続四球。3番ゴールドシュミット、4番アレナドとWBC米国代表の強打者との勝負も、「ピッチクロックで頭がいっぱいだった」と余裕はなかった。この回は無失点で切り抜けたが、二回に浮いたカーブをソロ本塁打された。
ただ直球は最速99マイル(約159キロ)をマーク。「まだまだオープン戦があるので、しっかり慣れていきたい」と修正を誓った。