エンゼルス・大谷 今季総収入がメジャーNo.1 史上最高額85億円超

 試合前にキャッチボールをする大谷(撮影・小林信行)
 ドジャース戦の1回、先制2ランを放ったトラウト(右)を迎えるエンゼルス・大谷(中央)。手前は投手シンダーガード(共同)
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 「オープン戦、エンゼルス5-4ドジャース」(27日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は27日(日本時間28日)、アナハイムでドジャースとのオープン戦に「3番・指名打者」で先発し、3打数2安打1得点だった。今季の総収入ランキングで大リーグ史上最高額となる6500万ドル(約85億1500万円)で1位になったことも判明。“二刀流”で出陣する3・30開幕戦へ向けて準備万全だ。

 昨年10月2日のレンジャーズ戦以来となる本拠地開催試合で、大谷が地元ファンを興奮させた。まずは三回の第2打席。昨夏まで同僚だった右腕、シンダーガードの内角カーブをとらえ、低いライナー性の打球で右前へ運んだ。五回には内角スライダーに詰まりながらも遊撃手の後方へ落とす技ありの左前打。2月26日のオープン戦初戦からWBC日本代表戦を含め、13試合連続安打とした。

 WBCでは投打にわたる活躍で日本を世界一に導いた大谷だが、さらに新たな“勲章”が加わった。米経済誌フォーブス(電子版)がこの日、米大リーグ選手の今季の総収入ランキングを発表し、大谷が大リーグ史上最高額となる6500万ドル(約85億1500万円)で1位となった。

 今季年俸は3000万ドル(約39億3000万円)で、グラウンド外で3500万ドル(約45億8500万円)を稼ぐと試算。昨年の試算ではグラウンド外が2000万ドル(26億2000万円)だったが、大幅に増えた。

 同誌によると、大谷が契約を結ぶ企業はスポーツ用品メーカーの「ニューバランス」、医薬品メーカーの「興和」、化粧品メーカーの「コーセー」など日米合わせて13社。WBCの効果で、今後さらに増える可能性があるという。シーズン後にはFAとなり、年俸も史上最高額での契約が予想されており、収入はまさに青天井だ。

 試合前にはキャッチボールを行い、2年連続で開幕投手を務める30日(日本時間31日)のアスレチックス戦に向けて調整した。オープン戦は残り1試合。メジャー6年目の開幕を見据える大谷の視界は良好だ。

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