大谷翔平 OP戦最終戦は2打席連続四球 3月2万5000キロ移動 指揮官は3・31開幕戦「3番・投手」示唆

 試合前にキャッチボールをする大谷(撮影・小林信行)
 ドジャース戦の1回、打席に立つ大谷
 ドジャース戦の1回、四球で出塁した大谷
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 「オープン戦、エンゼルス13-5ドジャース」(28日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は「3番・指名打者」で出場し、2打席連続四球。オープン戦最終戦は予定通り2打席に立ち、三回に代走を送られて交代した。

 外角高めのきわどいコースにバットを止めた。本拠エンゼルスタジアムで行われたオープン戦最終戦。三回1死の第2打席で大谷はカウント3-1からストライクゾーン近くの球をしっかり見送って出塁。前日までオープン戦4試合とWBC日本代表9試合、全13試合で安打を記録。最後の試合で快音はなかったが、一塁へ歩くその表情には満足感が漂っていた。

 メジャー6年目のキャンプは、念願のWBC出場のため、今月初旬にチームを離れて一時帰国。東京、名古屋、大阪の3都市を巡り、同17日に決勝ラウンドの舞台となったマイアミへ移動。決勝戦翌日の22日にはエンゼルスのキャンプ地アリゾナへ飛び、24日のマイナー試合登板後は本拠のアナハイムに戻った。

 総飛行距離およそ2万5000キロ。連戦の疲労や時差と戦いながら最高のパフォーマンスを出し続けている大谷にネビン監督は「睡眠時間や栄養摂取、すべてにおいて彼の取り組みは素晴らしい。開幕までの準備に関して翔平のことは全く心配していない」と全幅の信頼。「彼は私が見てきた中で最も規則正しい選手」とも話し、2日後のアスレチックスとの開幕戦に「3番・投手」で出場することを示唆した。

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