大谷翔平、史上12人目MVPとサイ・ヤング賞のダブル獲り予想 公式サイト記者投票「まだピークを迎えていない」
大リーグ公式サイトは29日、同サイトの記者87人の投票によるMVPなど、各賞受賞選手の予想結果を発表。エンゼルスの大谷翔平投手がア・リーグのMVPとサイ・ヤング(最優秀投手)賞のダブル獲りを達成すると伝えた。
昨季の大谷は打者で34本塁打、95打点、OPS・875を、投手で15勝 防御率2・33、219奪三振をマーク。全米野球記者協会に所属する32人の記者によるMVP投票では、2年連続の受賞こそ逃したが、ジャッジ(ヤンキース)に次いで堂々の2位。サイ・ヤング賞投票でも4位の票を集めた。
大谷はここまでオープン戦5試合、WBC日本代表9試合(強化試合2試合含む)に出場。WBC公式戦では打で打率・435、OPS1・345、投で2勝1セーブ、防御率1・86の成績を残し、大会MVPと投打のベストナイン(指名打者、投手)に輝いた。
同サイトは、大谷の過去2年の成績が一流の強打者(80本塁打、151OPS+)とエース投手(156ERA+、奪三振率11・4)の域に達しており、「彼はまだピークを迎えていない可能性がある」と記述。中でもMVP投票は“圧勝”だったことを伝えた。
大谷以外の日本勢ではダルビッシュ有投手(パドレス)がナ・リーグのサイ・ヤング賞予想で得票。新人王予想では吉田正尚外野手(レッドソックス)と千賀滉大投手(メッツ)が票を集めた。
▽公式サイトの各賞の予想結果
<MVP>
ア・リーグ 大谷翔平(エンゼルス)
ナ・リーグ フアン・ソト(パドレス)
<サイ・ヤング賞>
ア・リーグ 大谷翔平(エンゼルス)
ナ・リーグ コービン・バーンズ(ブルワーズ)
<新人王>
ア・リーグ ガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)
ナ・リーグ コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)
<最優秀監督>
ア・リーグ ジョン・シュナイダー(ブルージェイズ)
ナ・リーグ ボブ・メルビン(パドレス)