8失点KO負けの藤浪晋太郎「ちょっと考え過ぎた」「悔しいデビューになった」

 先発でメジャー初登板した藤浪(提供・共同通信社)
 3回、大谷に左翼フェンス直撃の適時打を浴びた藤浪
 先発でメジャー初登板した藤浪
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 「アスレチックス1-13エンゼルス」(1日、オークランド)

 アスレチックスの藤浪晋太郎投手は三回途中5安打8失点、与四球3、奪三振4でKO負けを喫した。

 二回までは大谷も抑えるなど、完全投球。だが、三回に一変した。先頭レンヒーフォへの四球から、オホッピー、ウォードに適時打を浴びて2失点。大谷にも左翼フェンス直撃の適時打を浴びるなど、6点を失ったところで交代を告げられた。

 藤浪は「それまで真っ直ぐで押せてたんですが、ちょっと、考え過ぎて変化球中心になってしまった。もう少し、真っ直ぐで押せてたら」と落胆。55球で降板となり、防御率30・86まで跳ね上がった。

 夢舞台で開幕ローテを勝ち取ったが、厳しい現実を突きつけられた右腕。大谷との対戦を問われ「大谷だけではないですが、世界最高峰の選手と対戦できたのは良かったかなとは思います」と語る一方、「まずは(メジャーのマウンドに)立てたことを光栄に思いますが、立つだけではダメなので、悔しいデビューになったので、次回以降取り返せるようにしたい」と必死に前を向いた。

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