大谷翔平 快勝喜ぶもKOされた藤浪への配慮にじむ「立ち上がり素晴らしかったと思う」適時打には「抜けてほしいな、と」

 「アスレチックス1-13エンゼルス」(1日、オークランド)

 エンゼルスは大勝で今季初勝利。大谷翔平投手は3番・DHで出場し、5打数2安打2打点と勝利に貢献した。

 アスレチックスの先発は藤浪晋太郎投手だったが、三回途中で攻略。5安打を集中して8点を奪った。大谷も三回に左翼フェンス直撃の適時打を放つなど、この回だけで11得点のビッグイニングとなった。

 同年代で高校時代からしのぎを削ってきた間柄で、10年ぶりの対戦。大谷は藤浪から安打を放つと、塁上ではベンチに向かって両手を挙げて踊りながら盛り上げた。直球をしっかり捉え、「抜けてほしいな、と。満塁だったので、それが一番」と振り返った。

 一方、会見は短めに切り上げ、藤浪への配慮もにじんだ。印象について聞かれると、「そんなに多く見たわけではないので。最初の打席も比較的浅いカウントで打ち取られている。ちょっとコメントするにはサンプルが少ないかなとは思いますが」と前置きしたうえで、「立ち上がり、素晴らしかったと思うし、三振もうち的には取られていたので。いいオフェンスのタイミングでビッグイニングを作れたのは、うちにとっては良かったかなと思います」と、うなずいた。

 藤浪は二回までは大谷も一ゴロに抑えるなど、完全投球。だが、三回に一変した。先頭レンヒーフォへの四球から、オホッピー、ウォードに適時打を浴びて2失点。大谷にも左翼フェンス直撃の適時打を浴びるなどして、交代を告げられた。

 試合後は「それまで真っ直ぐで押せてたんですが、ちょっと、考え過ぎて変化球中心になってしまった。もう少し、真っ直ぐで押せてたら」と振り返り、大谷に関して問われると「大谷だけではないですが、世界最高峰の選手と対戦できたのは良かったかなと思います」と語った。

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