実況「ワオ!」と絶叫 100キロ・チャプマンの“体当たり”で審判転倒 それでもジャッジ忘れず「これぞプロ」
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「ロイヤルズ1-4ブルージェイズ」(4日、カンザスシティー)
ロイヤルズのアロルディス・チャプマン投手が、一塁のベースカバーに走った際、一塁塁審と衝突するハプニングがあった。
場面は九回、無死。キーアマイヤーを一ゴロに打ち取り、チャプマンは一塁ベースカバーへ。捕球した一塁手が自らベースにタッチへ行ったため、チャプマンは一塁手をよけるようにそのまま走り抜けようとした。
ただ、その先の一塁塁審はよけることができず、そのまま覆いかぶさるような格好となり、両者ともに転倒。193センチ100キロと大柄なチャプマンの“体当たり”を食らった審判だったが、倒れながらもボールから視線は切らず。実況も「ワオ!」と絶叫するほどのハプニングだったが、しっかりアウト判定を下した。チャプマンにもけがはなく、1回を無失点に抑えた。
ファンからは倒れながらも仕事に徹した審判の姿勢に反応する声も多く、「転んでもしっかりジャッジ」、「これぞプロ」、「転んでも仕事忘れない」、「ほぼ軽トラにひかれたレベルの衝撃で審判仕事してて偉い」などの声が寄せられた。