メッツ千賀 1失点で2連勝 相手の“お化けフォーク狙い”を外す投球術
「メッツ5-2マーリンズ」(8日、ニューヨーク)
気温11度と冷え込んだニューヨークで、本拠地デビューを果たしたメッツの千賀滉大投手(30)が、初登板と同じマーリンズ相手に6回を好投。ソロ弾による1失点のみで2連勝とし「欲しいところでストライクを取れたのが、大きかった」と自賛した。
相手打者の脳裏に代名詞のフォークが残る中、スライダーやカットボールで狙いを外す投球術がさえた。「真っすぐとフォークだけにならないよう、いいアクセントになっていた」と振り返った。
約4万2000人の観客の反応も上々。決め球の愛称「ゴースト・フォーク」も定着し「温かく見守ってくれている気がする。これからもしっかり声援をもらえるように、気を引き締めてやっていきたい」と一層の活躍を誓った。