エンゼルスが痛恨の珍プレーでダメ押し点献上 球場大ブーイング 日本ファン「少年野球でもやらない」「隙だらけ」
「エンゼルス4-6ナショナルズ」(10日、アナハイム)
エンゼルスが珍プレーで致命的な1点を奪われ、連敗となった。
場面は1点ビハインドの七回、1死一、二塁から二ゴロ併殺打を狙って4-6-3とボールは転送された。二塁はアウトとなったが、一塁の判定は間一髪でセーフ。この時点でプレーは継続だったが、一塁手のドルーリーが走者から目を切ったのを見逃さなかった二塁走者・スミスが一気にホームへ生還した。
ボールを持っていたドルーリーは呆然。エンゼルスベンチも何が起こったのかあっけにとられ、球場全体はブーイングに包まれた。エンゼルスとしては1点差で終盤3イニングの攻撃を迎えたかっただけに、痛恨のミスとなった。
ネビン監督は「併殺を取ろうとするのは選手の本能のようなものだ」としつつも「守備で正しくないプレーがあり、それが失点につながった。二塁から走者がかえることを意識すべきだった」と苦言。このプレーに日本のファンも騒然。ツイッターでは「少年野球でもやらない」「草野球」「隙だらけ」と辛辣なコメントが相次いだ。エンゼルスは連敗となり、勝率5割に逆戻り。現在、ア・リーグ西地区ではレンジャーズが貯金2で首位に立っている。