「レッドソックス－エンゼルス」（１６日、ボストン）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「３番・指名打者」で、レッドソックスの吉田正尚外野手が「６番・指名打者」で出場することが発表された。吉田は右太もも裏張りのため１２日（日本時間１３日）から欠場しており、５試合ぶりのスタメン復帰。３月のＷＢＣで侍ジャパンの世界一に大貢献し、ともにベストナインにあたる「オール・トーナメント・チーム」に選出された２人がメジャーの舞台で初めて競演する。

　大谷は打者としてここまで投打同時出場３試合を含む１３試合に出場し、打率・３１３（４８打数１５安打）、３本塁打、９打点。前夜は４打数２安打１打点、１得点で４戦ぶり４度目のマルチ安打を記録した。昨年９月１１日から続いている連続出塁試合を球団３位タイ、現在進行形ではメジャー最長の３６に伸ばした。日本選手では松井秀と並ぶ歴代５位タイ。

　エンゼルスはウォードが休養のため、ベンチスタート。同選手に代わって２２ドラフト１巡目指名の超有望株で前日メジャーデビューしたばかりのネトーを「１番・遊撃」に抜てき。内野手のレンヒーフォを左翼で起用する。

　５試合ぶりの出場となる吉田はここまで１０試合に出場して打率・２１６（３７打数８安打）、１本塁打、６打点、ＯＰＳ・６８０。３日のパイレーツ戦でメジャー初本塁打を記録したが、４日以降は６試合連続で本塁打、打点ともに途絶えている。

▽レッドソックスのラインアップ

１番・右翼　バーデューゴ　打率・３０５、１本塁打、６打点、ＯＰＳ・８０３

２番・一塁　ターナー　　　打率・２５５、０本塁打、４打点、ＯＰＳ・７０９

３番・左翼　レフスナイダー打率・２００、１本塁打、６打点、ＯＰＳ・６８４

４番・三塁　デバース　　　打率・２７６、７本塁打、１５打点、ＯＰＳ１・０１３

５番・中堅　ヘルナンデス　打率・１５７、２本塁打、７打点、ＯＰＳ・６０４

６番・ＤＨ　吉田　　　　　打率・２１６、１本塁打、６打点、ＯＰＳ・６８０

７番・二塁　アローヨ　　　打率・１５９、０本塁打、３打点、ＯＰＳ・４０１

８番・捕手　ウォン　　　　打率・１７２、０本塁打、２打点、ＯＰＳ・５４９

９番・遊撃　チャン　　　　打率・１００、１本塁打、４打点、ＯＰＳ・４３２

　　　投手　ウィットロック０勝１敗、防御率９・００

▽エンゼルスのラインアップ

１番・遊撃　ネトー　　　メジャー２戦目

２番・中堅　トラウト　　打率・３００、３本塁打、９打点、ＯＰＳ１・０４２

３番・ＤＨ　大谷　　　　打率・３１３、３本塁打、９打点、ＯＰＳ・９５３

４番・三塁　レンドン　　打率・２８０、０本塁打、７打点、ＯＰＳ・７０９

５番・右翼　レンフロー　打率・２８３、３本塁打、１１打点、ＯＰＳ・９１５

６番・一塁　ウルシェラ　打率・３４７、１本塁打、８打点、ＯＰＳ・８２２

７番・左翼　レンヒーフォ打率・１８２、１本塁打、６打点、ＯＰＳ・５５８８番・二塁　ドルーリー　打率・１８２、１本塁打、３打点、ＯＰＳ・５３１

９番・捕手　オホッピー　打率・２３１、４本塁打、１１打点、ＯＰＳ・８４３　　　投手　デトマーズ　０勝０敗、防御率５・５９