エンゼルス・大谷、ゴジラに並ん打 マルチで36戦連続出塁“なおエ”2連敗
「レッドソックス9-7エンゼルス」(15日、ボストン)
二塁上から味方ベンチに向かって両手でガッツポーズを見せた。同点の六回1死二塁。エンゼルス・大谷が中前適時打を放ち、送球間に二塁を陥れた。一度は勝ち越し点となる貴重な一打でチームを鼓舞した。
五回には内角球を詰まらせながら左前へはじき返した。4戦ぶり4度目のマルチ安打。現在進行形ではメジャー最長となる36試合連続出塁。球団歴代3位タイ、日本選手では05年のヤンキース・松井秀に並ぶ歴代5位の快記録だ。
試合は八回に悲劇が待っていた。捕手のタイスが打者が振ったバットにミットが当たる打撃妨害を2度も記録し、逆転負け。大谷の殊勲打が幻となる2連敗で勝率は再び5割に逆戻り。試合後、27歳捕手は「最低だ。自分のせいで負けた」とベンチで肩を落とした。