アスレチックス・藤浪 七回途中3失点で初星お預けも制球改善QS光投
「アスレチックス2-3メッツ」(15日、オークランド)
メジャー初勝利はまたお預けとなった。アスレチックス・藤浪は6回0/3を投げ、2本のソロを浴びるなど4安打3失点で、開幕3連敗となった。それでも3度目の登板で初のクオリティースタート(6回以上を投げて自責点3以下)を記録。「全体的に悪くなかったと思うし、いい力感で投げられた」と手応えを口にした。
七回に同点ソロを浴び、次打者に四球を与えて交代。後続が逆転を許したため、負け投手となり、「あそこで粘れてこそ。甘かった。次回以降の課題」と反省した。
この日は初の黒人選手として活躍したジャッキー・ロビンソンのデビューした日を記念する恒例の「ジャッキー・ロビンソン・デー」を開催。全球団共通で全選手が永久欠番となっているロビンソンの背番号「42」のユニホームでプレーした。
藤浪は「歴史的な日に登板できた。なかなかない経験で光栄」とかみしめた。課題の制球に改善が見られ、「これからどんどんイニングを伸ばしていければ。次は7回を投げ切れるようにしたい」と前向きだった。