レッドソックス・吉田 大谷との侍対決は完敗で悔しさにじませる「次は何とか」
「レッドソックス4-5エンゼルス」(17日、ボストン)
3月のWBCで日本代表の優勝に貢献したエンゼルスの大谷翔平投手(28)が17日(日本時間18日)、レッドソックスの吉田正尚外野手(29)とメジャーで初対戦。投打同時出場の大谷が、吉田を空振り三振に仕留め、バットでは5打数2安打と結果を残したものの、降雨中断の影響で2回降板。吉田との対戦も1度だけで、早朝の起床に始まり、アクシデントにも見舞われた中、勝ち星も手にできずに終わった。
吉田はエンゼルス・大谷とのメジャー初対戦での空振り三振に「最後の真っすぐをはじけなかった。またチャンスがあったら次はなんとか対策したいと思います」と悔しさをにじませた。スイーパーと直球のコンビネーションに「しっかり組み立てられていて、最後の真っすぐ1球で仕留められた」と振り返った。
4試合を欠場する原因となった右太もも裏は「気を付けながらやってます」と、まだ万全ではない。4打数無安打1四球の内容について「ストライクに来た球をきっちり捉えられてないなと思います」などと分析した。
出場12試合の打率は・186。8試合連続で本塁打、打点とも止まっているが「次に向けてまたしっかりと準備をすることしかできないので」と前を向いた。