カブス・鈴木 復調の兆し3安打 藤浪との再会には「お互い頑張れれば」
「アスレチックス1-10カブス」(17日、オークランド)
カブスの鈴木誠也外野手(28)は、アスレチックス戦に「4番・右翼」で先発出場。1-1の三回2死一、三塁から三遊間をゴロで抜く勝ち越し打。四、八回にも快音を響かせ今季初の1試合3安打とすると「皆がつないでくれる状況で1本出て良かった」と満足そうだった。
左脇腹痛から14日に復帰してから前日までの3試合は「ボール球を振って、甘い球を見逃し、自分で崩していただけ」と言うように、13打数2安打7三振と不調。自らのバットで復調の兆しをつかみ「今日みたいな形が多く出てくれば、いい方向にいくんじゃないかな」と笑顔を見せた。
試合前にはアスレチックスの藤浪と談笑。笑顔でグータッチも交わし「セ・リーグで戦っていた同士。今回は対戦はないが、お互いに頑張れればいい」とエールを送った。今後は、けがで出遅れた分を取り返す戦い。「いろいろ試行錯誤しながら、日々、必死に食らいついてやっていくだけ」と気合を入れた。