レッドソックス・吉田 2安打2打点復調打ァ!打撃修正で「ボールの見方を変えた」
「レッドソックス11-5ツインズ」(20日、ボストン)
復調を印象づける2安打2打点だった。レッドソックスの吉田正尚外野手(29)は、三回2死二塁、低い弾道で中前に運び5連打の呼び水となると、八回2死三塁では左投手から巧みに逆方向へ。5試合ぶりのヒットで貢献し「自分の中でも納得できる打席が多かった」と胸を張った。
出番のなかった19日が転機となった。打撃練習でフォームを調整し「ボールの見方を変えた」と打席内での目線を修正。「練習でいい感覚をつかんで試合を迎えられた」と振り返った。
確かな打撃理論で不振を打破。一回に対戦したツインズの前田は低めに落ちる変化球で右飛に打ち取ったが、「あれがゴロにならない打ち方は僕としては嫌な打者。ゴロにしない技術を持っている」と技量の高さを認め、「改めていい打者と感じた」と称賛した。
19連戦も残り6試合。吉田は「打った瞬間はほっとしたが、もう次という感じ」と切り替え、慢心を追い払った。