藤浪晋太郎の死球で不穏な空気に 詰め寄るガルシアを球審が制す 審判団が何かを協議 球場は騒然に
「レンジャーズ18-3アスレチックス」(22日、アーリントン)
アスレチックスの藤浪晋太郎投手がメジャー4度目の先発マウンドに上がった。二回には死球を巡って球場に不穏な空気が流れる事態が起こった。
二回、1点を勝ち越されなおも2死一、二塁の場面。初回に先制2ランを許したガルシアに対し、初球に投じた内角直球が左肘付近を直撃した。ガルシアは直後にマウンドの藤浪をにらみ、1、2歩前へ。その瞬間、球審が体を張って止めに入った。
球場は騒然となり、直後に審判団がマウンド付近で何かを協議。直後、ベンチから通訳と投手コーチがマウンドへと向かった。続投となったが、連続タイムリーを浴びて二回に一挙5失点。苦しい試合展開となってしまった。
最終的に藤浪は三回途中8失点で降板。アスレチックス投手陣は七回までに16失点を喫し、八回は内野手がマウンドに上がった。
藤浪は自身4連敗で防御率は14・40。失点、自責点ともに「24」はMLB全体でワーストとなった。