大谷が決めたエンゼルス衝撃の3者連続弾 トラウト「クール」 ウォード「最高の瞬間。トイレに行ってた」
「エンゼルス4-3ロイヤルズ」(23日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・指名打者」で出場し、5試合ぶり5号を含む3打数2安打2打点。六回には球団4年ぶりとなる3者連続本塁打の“トリ”を務めるなど、チームの逆転勝利に貢献した。
19年6月8日のマリナーズ戦で菊池から記録して以来、球団4年ぶりの3者連続本塁打。1点ビハインドの六回に3号ソロで先陣を切ったウォードは「実は(2人目の)トラウトが兜をかぶったのを見届けた後にトイレに行ってしまってショウヘイのは見れてないんだ」と言って笑わせながら「最高の瞬間だった」と言った。3日のマリナーズ戦以来、18戦ぶりとなる一発は今季初の本拠地本塁打。初めて黄金の兜をかぶり、「クレージーな気分だった」と感想。サングラス&兜の斬新なスタイルを披露し、「写真が欲しいよ」と話した。
ウォードに続いたトラウトは勝ち越し5号は前日に続く2試合連続。4年前の3者連続弾でも大谷とともに名を連ねている主砲は「質の高い打撃が見れるのはいいことだ。楽しいよね」と言った。大谷に兜をかぶせた場面を振り返り、「他の選手にかぶせたのは初めてだった。T(タイラー・ウォード)から渡されたから僕がショウに渡したんだ。すごくクールだったよ」とにこやかに話した。
球団は試合前に新人捕手のオホッピーが左肩関節唇の手術を受けると発表した。全治4~6カ月で今季中の復帰は絶望的。チームにとっては大きな損失。重苦しい空気を払しょくする3者連続弾となった。