藤浪晋太郎の現状に山本昌氏「ストレートでストライクが取れない」「変化球に頼って打たれてしまう」
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元中日で通算219勝をマークした山本昌氏が30日、TBS系「サンデーモーニング」に出演。防御率13・00とアスレチックスで壁にぶち当たっている藤浪晋太郎投手に「まだストライクを取るのに苦労している」と評した。
「高校時代は大谷選手以上の成績を残している。160キロ以上のストレートもあるだけに、あとはストライクを取れるか。ストレートでストライクを取れなくて、変化球に頼ってしまうと打たれてしまう」と語った山本氏。阪神で臨時コーチを務めた際には、藤浪の制球力向上のため付きっきりで指導したこともあった。
その縁もあるだけに「心配なのは藤浪」と語ったレジェンド左腕。藤浪は先発として期待されたが開幕から4連敗を喫し中継ぎへ転向。だが29日のレッズ戦で2度目のリリーフ登板を果たすも、九回に3連続四球から暴投、適時打で失点しKOされていた。