藤浪晋太郎所属のアスレチックス、史上初開幕28試合連続先発投手未勝利 先発陣0勝15敗、防御率8・68

 「アスレチックス2-3レッズ」(29日、オークランド)

 アスレチックスは1点リードの九回に抑えのファミリアが1安打2四球などで2死満塁とし、2点二塁打を浴びて逆転負け。4月3度目の5連敗で戦績は5勝23敗となり、早くも借金は18まで膨れ上がった。

 3月30日のエンゼルスとの開幕戦で大谷と投げ合ったミュラーはこの日、5回1失点と好投し、勝利投手の権利を持って降板したが、勝ち星はつかず。これでチームの先発陣は開幕から28試合連続白星なし。大リーグ公式サイトによると、昨季のパイレーツがつくった27試合のメジャー記録を塗り替える結果となった。

 アスレチックスはここまで9人が先発し、メジャーワーストの0勝15敗、防御率8・68を残している。昨オフに阪神からポスティングシステムで移籍した1年目の藤浪は4試合に先発し、チームワーストの0勝4敗、防御率14・40。すでにリリーフに配置転換されたが、今回の屈辱的な記録の一因となっている。

 4月に1試合を残して23敗を喫したのはメジャー史上初。試合後のコッツェー監督は「人生とはこういうものじゃないか?最大の困難にぶつかった時にどう対応するか、どう立ち向かうか。そこで人はより良い人間になれる。この経験から学び、前に進んでいけたらと願っている」と熱弁を振るった。

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