藤浪晋太郎が1回を三者凡退 課題の直球で押し込み1点ビハインド守る きれいに散髪して臨んだマウンド
「アスレチックス1-2マリナーズ」(2日、オークランド)
アスレチックスの藤浪晋太郎投手が1点ビハインドの九回から登板。三者凡退に抑える好投を見せた。
リフレッシュの意味を込めてか、短く散髪した姿でマウンドに立った藤浪。先頭のラリーに対しては最速99マイルのオール直球で空振り三振に仕留めた。続くヘルナンデスは直球で押し込み、最後はアウトローのスライダーで空振り三振。ハガーティーに対しても直球で押し込み、左翼方向へのファウルフライに仕留めた。
リリーフ転向後はストレートの制球を課題にしていたが、この日は大きく制球を乱すことなくマリナーズ打線を制圧した印象の右腕。「メカニックをしっかりやっていきたい」と語っていたが、その効果は徐々に表れてきている模様だ。
チームは先発のミラーが7回無安打無失点の好投を見せるも、交代直後にリリーフ陣が逆転を許す苦しい展開に。チームはそのまま敗れ、開幕から30戦連続先発投手に白星がつかず。不名誉な記録は継続となってしまった。