大谷翔平の初黒星が消えた!5回13Kの力投&打者では3安打 ヌートバーから3K エ軍は9回土壇場逆転勝ち
「カージナルス4-6エンゼルス」(3日、セントルイス)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で出場。5回4失点自己最多タイ13奪三振の力投で、勝ち負けはつかなかった。1点ビハインドの九回に味方が追いつき、初黒星は消えた。チームは3連勝を飾った。
大谷はWBC日本代表でチームメートだったヌートバーは3打席連続奪三振。先発野手全員から13三振を奪ったが、強打のカージナルス打線の長打に沈んだ。初回はゴーマンにソロ被弾。2点リードの四回にはスライダーを狙われ、カールソンに逆転2ランを浴びるなど3失点し、逆転を許した。1点ビハインドで降板し、九回までいったが、代打ラムが値千金の同点弾を放った。さらに、トラウトのソロで勝ち越した。
ただ、5勝目こそならなかったが、一気に13個を積み上げてメジャー通算500奪三振。500奪三振、100本塁打はベーブ・ルース以来の快挙となった。13奪三振は21年6月22ロイヤルズ戦以来の自己最多タイ。
打者としては三回の第2打席は1死一、三塁から右前適時打を放った。元巨人マイコラスとの対戦で、今季10度目のマルチ安打。九回には猛打賞となる二塁打を放った。