エンゼルス・大谷 7試合連続安打 チームは今季初4連勝で“有言実行”の貯金4

 「カージナルス7-11エンゼルス」(4日、セントルイス)

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が猛攻の口火を切った。2点リードの三回先頭で打席へ。内角カットボールを鋭くはじき返すと、時速182キロの打球はヌートバーが守るライトに達した。この一本を足掛かりにチームは打者一巡、7安打6得点のビッグイニング。試合の主導権を握った。

 この日は投打同時出場したナイター明けのデーゲーム。15時間後の試合でも疲れを見せることなく、7試合連続安打と3度の出塁で、チーム今季初の4連勝に貢献した。

 自身が3勝目を挙げた4月21日のロイヤルズ戦。勝率を5割に戻したチームについて大谷はこんな話をしている。「とりあえず前半に貯金を5ぐらい作れるように。早い段階で勝ち越したいと思います」。貯金は今季最多の4に。約2週間前に大谷が描いた理想が現実のものとなっている。

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