藤浪晋太郎が3四球で満塁のピンチ招き降板 4点リードのマウンドも制球定まらず3失点 防御率13・50

 7回途中、降板するアスレチックス・藤浪=左(ゲッティ=共同)
 7回途中、降板する藤浪=中央(ゲッティ=共同)
 7回から3番手で登板し、1/3回を無安打3失点、3四球だった藤浪(AP=共同)
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 「ロイヤルズ8-12アスレチックス」(5日、カンザスシティー)

 アスレチックスの藤浪晋太郎投手が4点リードの七回から登板。しかし3四球で満塁のピンチを招き降板した。1/3回を3四球3失点だった。チームは終盤に得点を重ね、勝利した。

 元DeNAのパットンからバトンを受け取った代わりばな、外角に引っかかるボールが複数あり、先頭にいきなり四球を与えた藤浪。次打者のカウント1ボールとなったところで、投手コーチがマウンドに向かった。それでも制球が定まらずストレートの四球で歩かせた。

 4番・ペレスは力強いストレートで遊飛に仕留めたが、プラットも四球で歩かせ満塁のピンチを招いた。ここで降板となり、厳しい表情でベンチに戻った。後続が犠飛と2点二塁打で藤浪が許した走者をすべてかえしてしまったため、3失点。一気に1点差に迫られた。

 藤浪は2日のマリナーズ戦でリリーフ登板し、1回無失点、2奪三振と好投。救援転向後、3試合目で結果を残し、希望の光が見えたかと思われたが…。この日投じた19球のうちストライクはわずかに4球。一転して制球難の課題を再び露呈してしまった。

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