日本人メジャーリーガーが6人出場!ダル&千賀勝ち投手、吉田&鈴木巧打、大谷サヨナラ勝利 藤浪は…苦しい結果に
米大リーグは5日、各地で試合が行われ、日本人メジャーリーガーが6人出場した。
カブスの鈴木はマーリンズ戦に「4番・右翼」で先発出場し、初回に先制&決勝の左前適時打を放ってチームの連敗ストップに貢献した。レッドソックスの吉田正尚外野手は4打数1安打1得点で連続試合安打を「15」に伸ばし、チームの7連勝に大きく貢献。レッドソックスの公式インスタグラムでは勝利を伝える画像に吉田の写真をアップするなど、好調なバットに載せられてチームも快進撃を見せている。
エンゼルスの大谷翔平投手はレンジャーズ戦に「3番・DH」で先発出場し、5打数無安打に終わったが、延長十回無死一、二塁から二ゴロを放って走者を三塁に進塁させ、直後にバッテリーエラーでサヨナラ勝ちを収めた。チームはこれで5連勝。ア・リーグ西地区首位のレンジャーズとゲーム差なしの2位に肉薄した。
投手ではメッツの千賀滉大投手がロッキーズ戦に先発し、移籍後最長タイとなる6回を2安打無失点。先発した試合で初めてゼロを並べ、4勝目を手にした。パドレスのダルビッシュ有投手はかつてのチームメートでもあるドジャース・カーショーとの投げ合いを制した。三回から六回まで完全投球を披露するなど尻上がりに調子を上げて七回途中を4安打2失点で2勝目を手にした。
一方で悪夢のような厳しい結果となってしまったのがアスレチックス・藤浪晋太郎投手。4点リードの七回からマウンドに上がったが、3四球を与えて1死満塁のピンチを招いたところで降板。後続が打たれ3失点で防御率は13・50となった。1点差に迫られてしまったが、アスレチックス打線が終盤に奮起して突き放し、開幕から33試合目にして初めて先発投手に勝ち星がついた。