侍・大谷のWBC3・12豪州戦で着用ユニが1700万円に SHO撃落札額再び!
日本が優勝した3月のWBCでエンゼルス・大谷翔平投手(28)が着用した背番号16のユニホームが、7日に締め切られた米大リーグの公式オークションで12万6110ドル(約1700万円)という破格値で落札された。大谷は「3番・指名打者」でフル出場したレンジャーズ戦で3打数2安打1打点、1得点だった。ブルージェイズの菊池雄星投手(31)はパイレーツ戦に先発して6回1/3を4安打無失点と好投し、無傷の5連勝を飾った。
またも破格の高値が付いた。出品されたのは3月12日に東京ドームで行われた1次リーグ・オーストラリア戦で着用した日本代表のユニホーム。この試合に大谷は「3番・指名打者」で出場し、初回に右中間席上部の広告看板を直撃する特大3ランを放った。自身にとってWBC初本塁打。試合後は「子どもの頃からずっと憧れていた。久々にいい打球が打てて、いい景色でした」と感慨に浸った。
オークションは4月28日(日本時間29日)に8000ドル(約108万円)の入札から始まった。7日(同8日)の締め切り1時間を切ってから激しい入札合戦となり、約4万480ドル(約546万円)も価格が上昇。最終的に125件の入札があり、12万6110ドル(約1700万円)で競り落とされた。
同じく出品されたヤクルト・村上、カージナルス・ヌートバーが決勝の米国戦で着用したユニホームの落札額はそれぞれ1万6010ドル(約216万円)、1万2530ドル(約169万円)だった。
4月に行われた同オークションでも、WBCで大谷が使ったロッカールームの名札(ネームプレート)に11万6010ドル(約1566万円)という高値が付いた。21年7月に球宴史上初の投手と指名打者の投打同時出場を果たした際のサイン入りユニホームも当時、13万210ドル(約1758万円)で落札されている。メジャーを席巻し続けている「OHTANI」。唯一無二の存在に対する評価は高まる一方だ。