米大リーグ機構（ＭＬＢ）は８日（日本時間９日）、各リーグの週間ＭＶＰを発表し、ア・リーグはレッドソックスの吉田正尚外野手が初めて選出された。ナ・リーグはブレーブスのショーン・マーフィー捕手が受賞した。

　吉田は１日から７日の７試合のうち６試合に出場し、打率・４８０（２５打数１２安打）、２本塁打、８打点、ＯＰＳ１・３１９をマーク。チームを勢いづけ、８連勝の快進撃に大きく貢献した。４月２０日から始まった自身の連続安打試合も継続中の記録ではメジャー最長の１６試合に伸ばしている。

　昨オフにオリックスからポスティングシステムを使ってレッドソックスと５年９０００万ドル（約１２１億５０００万円）の大型契約で合意。開幕直後は右脚の故障などで精彩を欠き、４月２１日まで打率１割台に低迷していた。

　日本選手が同賞を受賞するのは昨年９月のパドレス・ダルビッシュ有投手以来、１０人目。