エンゼルスがまさか 三塁コーチの判断ミスでタイスが“暴走” 本塁突入を指示して悠々アウト 直後に勝ち越し被弾
「ガーディアンズ4-5エンゼルス」(12日、クリーブランド)
エンゼルスがまさかの“暴走”で勝ち越しのチャンスを逸した。
場面は八回1死一塁。9番・ネトが左翼フェンス直撃の打球を放った。ガーディアンズの左翼・クワンがうまくクッションボールを処理し、中継にボールを返したが、ややスローイングがそれた。これを見た三塁ベースコーチは右腕をグルグル回したが、ボールはホームに送球されて一塁走者のタイスが悠々タッチアウトとなってしまった。
打順を考えれば1番のウォード、そしてトラウトと回っていくだけに、1死二、三塁で上位打線という見方もできたが…。2死二塁からウォードも凡退し勝ち越しのチャンスを逃した。その直後、勝ち越し弾を浴びてしまう悪い流れにハマってしまった。
それでも九回にネビン監督の好采配が光り、相手の野選と犠飛で試合をひっくり返したエンゼルス。ミスをものともせず連敗を止めて貯金を「3」に戻した。