大谷翔平「3番・投手」で出場 ベーブ・ルース生誕地で5勝目&9号に期待 捕手ウォラック戦列復帰
「オリオールズ-エンゼルス」(15日、ボルティモア)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で出場することが発表された。チームは試合前に首痛で負傷者リスト入りしていたウォラックの戦列復帰と、レンドンが左足付け根の張りのために10日間の負傷者リスト入りを発表した。
大谷はここまで8試合の投打同時出場で投手としては4勝1敗、防御率2・74。前回9日のアストロズ戦は7回6安打3失点で今季初黒星を喫した。7三振を奪う一方で3登板連続被弾&複数失点を許す結果となった。
打者としては39試合に出場し、打率・287、8本塁打、26打点。前日のガーディアンズ戦は3打席無安打で迎えた九回に適時打と二盗を記録し、反撃機をつくったが、後続にあと1本が出ず、連敗した。
敵地ボルティモアは100年前に二刀流選手としても活躍したベーブ・ルースが生まれ、育った場所。大谷は前回登板でメジャー通算507奪三振をマークし、ルースが持つ通算記録501奪三振を超えた。
ルースの“聖地”で投げるのは21年8月25日以来、2年ぶり。前回は5回4失点で勝敗こそつかなかったが、自己ワーストの3本塁打を許しており、リベンジのマウンドとなる。
エンゼルスの打線はレンドンに代わる4番にレンフローが入り、打撃好調の捕手タイスが「5番・一塁」で出場する。
▽オリオールズのラインアップ
1番・中堅 マリンズ 打率・267、5本塁打、31打点、OPS・825
2番・捕手 ラッチマン 打率・287、6本塁打、22打点、OPS・867
3番・一塁 サンタンデール 打率・255、5本塁打、20打点、OPS・772
4番・DH マウントキャッスル打率・250、8本塁打、27打点、OPS・741
5番・三塁 ヘンダーソン 打率・178、4本塁打、8打点、OPS・684
6番・左翼 ヘイズ 打率・302、4本塁打、13打点、OPS・830
7番・二塁 フレイジャー 打率・226、3本塁打、14打点、OPS・674
8番・右翼 バブラ 打率・231、0本塁打、0打点、OPS・564
9番・遊撃 マテオ 打率・264、6本塁打、20打点、OPS・790
投手 ロドリゲス 2勝0敗、防御率5・08
▽エンゼルスのラインアップ
1番・左翼 ウォード 打率・240、4本塁打、16打点、OPS・673
2番・中堅 トラウト 打率・277、8本塁打、20打点、OPS・872
3番・投手 大谷 打率・287、8本塁打、26打点、OPS・874
4勝1敗、防御率2・74
4番・右翼 レンフロー 打率・253、10本塁打、27打点、OPS・802
5番・一塁 タイス 打率・291、1本塁打、7打点、OPS・767
6番・三塁 ウルシェラ 打率・283、1本塁打、14打点、OPS・629
7番・二塁 レンヒーフォ打率・213、2本塁打、15打点、OPS・622
8番・捕手 ウォラック 打率・267、2本塁打、6打点、OPS・790
9番・遊撃 ネトー 打率・250、2本塁打、11打点、OPS・704