エンゼルス最高給51億円レンドン、左足付け根の張りで負傷者リスト入り ソトが昇格
大谷翔平投手が所属するエンゼルスは15日(日本時間16日)、アンソニー・レンドン内野手が左足付け根の張りのため10日間の負傷者リストに入ったと発表した。代わって3Aからリバン・ソト内野手が今季メジャー初昇格する。
レンドンは13日のガーディアンズ戦で六回の守備中に左脚の不調を訴えて自ら交代を申し出てベンチに下がった。14日の試合は欠場していた。
同内野手はナショナルズ時代の19年に打率・319、34本塁打、メジャー最多126打点をマークし、同年オフにFAでエンゼルスと7年2億4500万ドル(約332億5000万円)の超大型契約で合意した。
鳴り物入りで入団したが、移籍後は打撃不振と故障の連続で精彩を欠き、昨季までの3シーズンの通算成績はわずか157試合の出場で打率・252、20本塁打、89打点。
チーム最高年俸3800万ドル(約51億6000万円)の今季はここまで30試合に出場し、打率・301、1本塁打、20打点。開幕直後に敵地ファンとのトラブルで5試合の出場停止処分を受け、打撃の調子も上がらず周囲を心配させたが、4月下旬から復調した。5月月間成績はリーグ2位の打率・412、本塁打こそ1本だが、OPS1・041マークするなど、本来の力を取り戻し始めていた。2番トラウト、3番大谷とともに強力な中軸を形成していただけにチームにとっては痛い離脱となった。
レンドンに代わってメジャーに昇格したソトは昨年9月にメジャーデビューし、18試合で打率・400(55打数22安打)、1本塁打、9打点、OPS・996の好成績を残した。しかし、今季は2Aと3Aで30試合、打率・170と精彩を欠いている。