藤浪晋太郎 リリーフ登板1回1/3で2失点 二者連続三振の立ち上がり、連打で失点も制球難克服の兆し
「アスレチックス-ダイヤモンドバックス」(16日、オークランド)
アスレチックスの藤浪晋太郎投手(29)は、2点を追う七回から登板。1回1/3で4安打2失点3奪三振四死球0だった。
4番・ウォーカー、メジャー通算336本塁打の強打者ロンゴリアを2者連続空振り三振に斬り、幸先よく2死を奪った藤浪。しかし6番キャロルに二塁打を許すと、そこから連打で2点を献上した。
直後の裏の攻撃で、アスレチックスの5番ノダが満塁弾を放ち、同点に。藤浪は八回も続投し、先頭を見逃し三振に仕留めた。続く2番リベラは一塁方向に転がる打球を拾ってダイビングしながら一塁へトス。一塁手が落としてセーフとなったが、体を張ったプレーで本拠を湧かせたところで降板した。この日投じた32球のうち23球がストライク。制球難克服の兆しを見せた。
12日のレンジャーズ戦では5-7の延長十回途中から7番手で登板し、2/3回を無失点。11試合目の登板で念願のメジャー初勝利を挙げた。10日のヤンキース戦に続き、2試合連続の無失点投球で、防御率は12・17となっていた。