大谷翔平の“ミッキー・ポーズ”に感激 攻守で大活躍のミッキー・モニアック「最高の気分」

 ツインズ戦の前におどける大谷(共同)
ツインズ戦の5回、左飛に倒れるエンゼルス・大谷。投手ライアン=アナハイム(共同)
 3回、ウォードの犠飛で生還したネト(右)を迎える大谷(共同)
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 「エンゼルス5-4ツインズ」(19日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・指名打者」で出場し、3打数無安打1四球。同点の七回2死一塁の場面では四球を選んで好機を拡大し、4番レンフローの勝ち越し適時打をお膳立てした。チームは2連勝で貯金を2とした。

 この日の攻守の主役は「1番・中堅」で出場したモニアックだろう。打ってはサイクル安打まで本塁打を残す3安打固め打ち。1点を追う七回には同点適時三塁打でチームに勝機をもたらし、守備では1点を勝ち越された直後の七回に中堅フェンスを越えようとする飛距離120メートルの飛球をジャンピングキャッチ。超美技で意気消沈する仲間たちを盛り立てた。

 12日に3Aから今季メジャー初昇格。翌13日のガーディアンズ戦では1番で起用され、いきなり先頭打者弾を放つと、16日のオリオールズ戦でも2本目の先頭弾。ここまで出場6試合で打率・474、OPS1・447。モニアックは日米取材陣を前に「信じられない気持ちですね。ここで勝利のためにチームを助ける。それが究極の目標だと思う」と言った。

 試合終了直後のベンチ前での勝利の儀式。ベンチから飛び出した大谷から広げた両手を頭にのせる「ミッキー・ポーズ」で迎えられた。

 ファーストネームの「ミッキー」にちなみ大谷が考案したモニアックのためのジェスチャー。モニアックは「最高の気分です」と笑顔を見せ、チームに合流したクリーブランドで披露されたことを明かしながら「楽しいですよ。特にショウヘイ・オオタニは世界最高の選手ですから。彼はチームメートだけど、こうして見せてくれることは僕にとってそれ以上に大きなことなんです」とうれしそうに話した。

 現在は“ミッキー・ポーズ”に対するお返しのジェスチャーを検討中とのこと。大谷とモニアックの新コンビから目が離せない。

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