エンゼルスの「パルドくん」にネット沸騰 新たな兜担当に「お仕事増えた」大谷と仲良し 戦力外フィリップスに代わり
「エンゼルス-ツインズ」(20日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が六回の第3打席で直球を完璧に捉え、右中間へ推定飛距離128メートルの11号ソロを放った。
ベンチ前で兜を持って待ち構えていたのはボールボーイのスティーブ・パルドさんだった。これまではフィリップスがその役割を担っていたが、この日、事実上の戦力外となって40人枠を外れた。
そのため誰が兜をかぶせるのか注目を集めていたが、託されたのはパルドさん。長身の大谷相手にもかかわらず、きれいにすっぽりと頭にかぶせたことでファンは沸騰。いつもは頭が小さいせいか兜がズレていたが「パルドくんがかぶせてくれた」「パルドくんにお仕事増えた」「パルドくん草」「まさかのパルドくん」とツイッターで日本のファンが大盛り上がりだ。
パルドさんは試合中にベンチで選手の用具を引き揚げたりする役割を担っている。試合後のベンチで用具を整理整頓する様子も中継映像に映し出されるなど、チームに欠かせない存在だ。試合前には大谷と戯れる姿が中継に映し出されていた。新たな役割を任せられたパルドさん。うれしそうに笑みを浮かべて大谷に兜をかぶせていた。