「エンゼルス－レッドソックス」（２２日、アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「３番・指名打者」で、レッドソックスの吉田正尚外野手は「２番・左翼」で出場することが発表された。３月のＷＢＣで侍ジャパンの優勝に貢献した２人が顔を合わせるのは４月１５～１７日にボストンで行われた３連戦以来となる。

　大谷は前日のツインズ戦に今季１０度目の投打同時出場を果たし、投手としては６回２安打１失点、９奪三振、４四死球。６勝目はならなかったが、クオリティースタート（６回以上、３自責点以下）を達成してチームの逆転勝ちに貢献した。

　打者としてはここまで４６試合に出場し、打率・２８７、１１本塁打、３２打点。本塁打と打点はチーム最多。

　エンゼルスは開幕からロングマンとして防御率１・９６を残しているバリアを先発投手として起用。シルセスのリリーフ配置転換にともなう措置で昨年８月６日のマリナーズ戦以来となる先発マウンドで２１年７月３１日のアスレチックス戦以来、６６０日ぶりの先発勝利投手を目指す。

　レッドソックスの吉田は３９試合に出場し、打率・３０３、６本塁打、２８打点をマーク。左翼に入るのは１６日以来、５試合ぶりとなる。

▽レッドソックスのラインアップ

１番・右翼　バーデューゴ　打率・２９６、５本塁打、１９打点、ＯＰＳ・８４８

２番・左翼　吉田　　　　　打率・３０３、６本塁打、２８打点、ＯＰＳ・８７５

６番・ＤＨ　ターナー　　　打率・２７９、５本塁打、１８打点、ＯＰＳ・７９４

４番・三塁　デバース　　　打率・２５３、１３本塁打、４４打点、ＯＰＳ・８２９

５番・中堅　デュラン　　　打率・２５３、３本塁打、１９打点、ＯＰＳ・９１７

６番・一塁　カサス　　　　打率・１８０、６本塁打、１５打点、ＯＰＳ・６７２

７番・二塁　バルデス　　　打率・２８３、３本塁打、１０打点、ＯＰＳ・８３８

８番・遊撃　レイエス　　　打率・３２０、０本塁打、４打点、ＯＰＳ・７８６

９番・捕手　ウォン　　　　打率・２２４、４本塁打、１１打点、ＯＰＳ・６９４

　　　投手　ハウク　　　　３勝３敗、防御率５・４８

▽エンゼルスのラインアップ

１番・左翼　モニアック　　打率・４１７、２本塁打、５打点、ＯＰＳ１・２７３

２番・中堅　トラウト　　打率・２８１、１０本塁打、２３打点、ＯＰＳ・８８６

３番・ＤＨ　大谷　　　　打率・２８７、１１本塁打、３２打点、ＯＰＳ・８９９

４番・右翼　レンフロー　打率・２６７、１０本塁打、２９打点、ＯＰＳ・８０３

５番・一塁　ウォルシュ　今季３試合目

６番・二塁　ドルーリー　打率・２３１、７本塁打、２３打点、ＯＰＳ・７１７

７番・捕手　タイス　　　打率・２９２、１本塁打、９打点、ＯＰＳ・７７０

８番・三塁　レンヒーフォ打率・２１６、２本塁打、１５打点、ＯＰＳ・６０３

９番・遊撃　ネトー　　　打率・２５０、２本塁打、１４打点、ＯＰＳ・６８９

　　　投手　バリア　　　１勝１敗、防御率１・９６