レッドソックス・吉田 絶好調ダ~ン!先制7号&二塁打で打率リーグ2位浮上
「レッドソックス4-5レッズ」(31日、ボストン)
二回、大きなフォロースルーから放たれた打球を見つめて、レッドソックス・吉田が悠然と一塁へ歩き出した。右翼ポール際への先制7号ソロ。八回の二塁打で4試合連続複数安打とし、打率はア・リーグ2位の・317まで上昇した。「打つべき球を打てている」と自信がみなぎった。
高い技術が詰まった長打2本だった。本塁打は内角に食い込むカットボールを体全体の回転でさばいた。「手だけでなく、体の連動がうまくできた場合にああいう打球がいく」と話し、WBC準決勝のメキシコ戦で放った3ランをほうふつとさせた。絶好調の5月は打率・354を記録。「月で3割を積み重ねていけば最終的な数字も残ってくる」と、納得の表情で引き揚げた。