大谷弾からエンゼルスが逆転勝ち 鈴木とのメジャー初対決制す OPSはついに9割超え 鈴木は最後の打者に
「エンゼルス7-4カブス」(6日、アナハイム)
エンゼルスが4点差をひっくり返しての逆転勝利で連勝。貯金を2とした。大谷翔平投手は反撃ののろしを挙げる16号ソロを放つなど、2打数1安打1打点、2四球。OPS(長打率+出塁率)が大台の9割を超えた。
二回に一挙4点を失ったが、試合の流れを変えたのは大谷翔平投手だった。四回に追い込まれながらも内角変化球を豪快に振り抜いた。打球角度は24度だったが、低くするどく伸びていった打球はカブスの右翼・鈴木のジャンプも及ばず広告看板に当たって跳ね返った。
いったんはフェアと判定されたが、審判団が協議の末、本塁打へ判定が覆った。これでエンゼルスは息を吹き返すと、五回にはトラウトの2点タイムリーなど打者一巡の猛攻で一挙5点を奪って試合をひっくり返した。
投手陣も無失点でバトンをつなぎ、エンゼルスは連勝で貯金を2とした。大谷は2打数1安打1打点、2四球でOPSは・904となり、大台を超えた。
一方のカブスは二回に鈴木の5戦18打席ぶりの安打を放って一挙4得点の起点となったが投手陣が踏ん張れず。鈴木は九回に空振り三振に倒れ、最後の打者となった。