「エンゼルス６－２カブス」（７日、アナハイム）

　大谷翔平投手が今季３度目となる１試合２盗塁をマークした。

　五回、レンヒーフォのソロで同点に追いつき、なおも２死無走者で迎えた第３打席。カウント３ボールからスイングするなど積極的に仕掛けていったが、最後は外角に大きく外れたボールを見極めて四球で出塁した。

　その直後、トラウトの打席で初球に二盗を決めた大谷。捕手がスローイングできない鮮やかなスチールを決めると、さらにカウント１－２でも二塁から三塁へ盗塁を成功させた。

　１試合２盗塁は４月２９日のブルワーズ戦以来、今季３度目。９盗塁は依然としてチームトップだ。これには日本のツイッターでも「大谷のスチールは美しい」「相変わらず足速い」と称賛のつぶやきが相次ぎ、二盗直前に一塁手のマービスと談笑するシーンが中継映像に映し出されており「ニコニコ談笑した直後に急に全力疾走して盗塁きめる大谷サン」といった書き込みもあった。

　試合は六回にレンヒーフォの勝ち越し適時打、さらにモニアックの３点二塁打で一挙４点を奪ってカブスを突き放し３連勝。貯金を「３」とした。