エンゼルス 3A本塁打王アデルが今季メジャー初打席で137m衝撃弾 “初兜”に大谷もハイタッチ

 エンゼルスのアデル
@AnaheimSports1より
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 「エンゼルス-カブス」(8日、アナハイム)

 マイナー3Aで最多本塁打のジョー・アデル外野手がエンゼルスの「6番・右翼」で今季メジャー初出場。二回に迎えた最初の打席で左翼席へ1号ソロ本塁打を放った。飛距離137m、打球速度時速189キロの衝撃弾で同点に追いついた。

 アデルは17年ドラフト1巡目、全体10位で指名された逸材。20年にメジャーデビューし、昨季まで通算161試合で打率・215、15本塁打、60打点を残したが、攻守ともに安定感に欠き、メジャーに定着できなかった。今季は3Aで55試合に出場し、打率・278、リーグ最多の18本塁打、43打点、OPS・958と好調を維持していた。

 今回のメジャー昇格は主力のレンフローが夫人の出産に立ち会うために「父親リスト」入りしたことに伴うもの。短期間で3Aに戻ることが予想されている24歳は「どんな役割であってもハッピーだ。自分はもっといい選手になってそれを証明し続ける」と話していた。

 ダイヤモンドを一周してベンチに戻ると、チームメートは“初兜”で祝福。大谷もハイタッチでアデルを出迎えた。

 チームはその後、1死一、三塁と好機を広げ、1番ウォードが犠飛で逆転に成功。続く大谷も5試合連続安打となる中前打で一、二塁を好機を広げたが、トラウトが中飛に倒れて追加点はならなかった。

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