鈴木誠也、同級生の大谷翔平を「ケチ谷」と呼ぶ理由 仲の良さ全開 メジャーで初対決「雰囲気ある」

 試合前にじゃれ合う鈴木(右)と大谷
 試合前、鈴木(左)と話をする大谷
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 「エンゼルス3-1カブス」(8日、アナハイム)

 カブスの鈴木誠也外野手は「4番・右翼」で出場し、4打数2安打。四回に右中間二塁打を放つなど、7試合ぶりのマルチ安打&長打を記録したが、後続が抑えられ、チームは4連敗を喫した。

 今季最初で最後のエンゼルス3連戦。鈴木は試合前のフィールドで同じ94年生まれの大谷翔平と3日連続で交流した。初戦となった6日は左翼側でウォームアップをする大谷が魚釣りのごとく、リールを巻き上げるジェスチャーを見せると、右翼側にいたスズキがエサに食いつく魚をまね近づく。センター付近で対面した2人は握手とハグを交わした。

 事前に打ち合わせをしたかのようなやり取りだったが、「あいつがやってきたんですよ、いきなり」と鈴木。「あいつ、ふざけてますからね、ほんとに。おちょくられてますから、完全に。言っといてください」と話し、表情を緩めた。

 最終戦のこの日は逆に鈴木が大谷を釣り上げた。「翔平が一発目にやってきたんで今日は釣ってやろう、と。やり返しました」と“ドヤ顔”。「すごく面白い、はい、人なので、僕ものらせてもらってます」と言って、取材陣を笑わせた。

 3連戦は大谷の14打席をライトの守備位置から見ていた。「雰囲気ありますよね。打席での雰囲気。大きいですし」と率直な感想を言葉にした。

 3月に開催されたWBCは、キャンプ地のアリゾナから一緒にチャーター機で帰国する約束をしていた。しかし、大会直前に左脇腹を痛めて出場を辞退。帰国前の大谷に「ヌートバーをよろしく」と伝えている。

 二人の仲の良さは会話をする表情から感じられる。お互い素になれる?の問いかけに鈴木は「素になれるかどうか分からないですけど、会った時はよく話します」と言ってから、「野球のことは教えてくれないんです。『バッティング教えて』って言っても全然教えてくれないんで、『ケチ谷』って呼んでます」と、会心のジョークで爆笑を誘った。

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