投手・大谷翔平が乱調 初回に2ラン献上、 制球定まらず早くも3四球31球 場内ざわつく 打者では6試合連続安打
「エンゼルス-マリナーズ」(9日、アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で出場。初回に2ラン本塁打を浴びた。
先頭を四球で出すも、続く打者は空振り三振、右飛で2死。そこから4番ケリニックにスイーパーを捉えられ11号2ランを許した。今季11被弾のうちスイーパーは7本目。前回2日の登板から2試合連続での被弾となった。
そこからストライクが入らず、2者続けて4球での四球で一、二塁となると、早くもマウンドにコーチが。場内がざわついた。最後は空振り三振でこの回を終えたが、いきなりの乱調で早くも31球。その内ストライクは14球と、制球が定まらなかった。
大谷はここまで投打同時出場で12登板し、5勝2敗、防御率3・30。今回は初めて中6日の調整で自身6勝目、チームの5連勝を目指している。
打者では62試合に出場し、打率・274、チーム最多の16本塁打&42打点&9盗塁。前日のカブス戦は4打数1安打で連続安打試合を5に伸ばした。チームは逆転勝ちで4連勝中。
打者としては、初回の初打席でシフトを破る三塁線への内野安打を放ち、連続試合安打を6に伸ばした。