「エンゼルス－マリナーズ」（９日、アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「２番・投手」で出場。１７号同点２ランを放った。

　三回の２打席目、初球を捉えてバックスクリーンへ。打った瞬間“確信歩き”で、飛距離１３４メートル、時速１８２キロの同点弾の感触を噛み締めていた。投手で本塁打は５月１５日オリオールズ線に続いて今季２本目。

　投手としては、初回に２ラン本塁打を献上。初回は３１球で３四球と制球が定まらなかったが、その後は無失点の投球を続けている。

　大谷はここまで投打同時出場で１２登板し、５勝２敗、防御率３・３０。今回は初めて中６日の調整で自身６勝目、チームの５連勝を目指している。

　打者では６２試合に出場し、打率・２７４、チーム最多の１６本塁打＆４２打点＆９盗塁。前日のカブス戦は４打数１安打で連続安打試合を５に伸ばした。チームは逆転勝ちで４連勝中。