大谷翔平 5回3失点で「体が動いていなかった」 誠也の「ケチ谷」には「教えられるようなバッティングしてないので」

 試合後に日米報道陣の質問に答える大谷(撮影・小林信行)
 マリナーズに勝ってエンゼルスは5連勝となり、タッチを交わす大谷(17)ら
 3回、17号2ランを放ち、かぶとをかぶせてもらう大谷
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 「エンゼルス5-3マリナーズ」(9日、アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で出場。投手としては5回3安打3失点、6奪三振、与死四球6で勝敗つかず。打者としては17号2ランを含む4打数3安打だった。サイクル安打まで残すは三塁打のみとしたが、偉業達成はならなかった。

 試合後は「今日はあまり調子自体はよくなかった」と大谷。「体が動きづらいなぁというか、しっかり動いていないなかって感じが強かった」と振り返り「体が動いていなかったのが一番。印象的には、全体的にぬるっとしたピッチングだった」と率直に明かした。

 8日までのカブスとの3連戦では同学年の鈴木誠也と試合前に連日談笑した。「リーグが違うのであまり試合ないし、会うチャンスもないので。怪我で出れない苦労もあったろうし。ふたりとも健康に試合に出られるのが一番」と大谷。鈴木は8日の試合後「『バッティング教えて』って言っても全然教えてくれないんで『ケチ谷』って呼んでます」と冗談まじりで明かしていたが…。

 この日、大谷は笑いながら「初めて聞きました」とし「まあ僕も教えられるようなバッティングしてないので」と謙遜気味に語った。

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