エンゼルス、166キロ剛腕ジョイスの負傷者リスト入り発表 初打席衝撃弾のアデルは降格

 エンゼルスは10日(日本時間11日)、最速166キロの剛腕新人、ベン・ジョイス投手(22)を右手炎症のため15日間の負傷者リストに入れたと発表した。代わって3AからWBCメキシコ代表のヘラルド・レイエス投手(30)が今季初めてメジャー昇格。また、夫人の出産に立ち会うために5日からチームを離れていた主力のハンター・レンフロー外野手(31)がこの日のマリナーズ戦に「7番・右翼」で戦列復帰。ジョー・アデル外野手(24)が3Aに降格した。

 大学時代に時速170キロを計測し話題となったジョイスは昨年ドラフト3巡目でエンゼルス入団。5月29日にメジャー初昇格すると、160キロ超の直球を連発し、3日のアストロズ戦では昇格後最速の166キロをマークした。

 しかし、シーズン5登板目となった前日の試合で先頭を四球で出し、次打者にその試合8球目を投げ終えたところで右手の感覚がなくなる異変を訴え、緊急降板した。精密検査の結果は明らかにされていないが、ILに入って患部の状況をみていく。

 レンフローに代わって7日に今季メジャー初昇格したアデルは8日のカブス戦にスタメン出場し、第1打席で飛距離137メートルの特大弾を放ち、衝撃を与えた。3Aでは55試合に出場し、18本塁打、43打点と絶好調。エンゼルスの外野陣はトラウト、レフフロー、ウォード、モニアックと層は厚いが、マイナーでさらに打撃と守備に磨きをかけ、次のチャンスを待つ。

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